職種名/造園エ(植木職)



 みどり豊かなまちづくりと、造園文化の継承と発展を目指して50年。皆様の生活を豊かにするみどりを守り、育む活動を続けてまいります。

造園の仕事

造園は、公共空間である公園や個人邸の庭などの緑地を、ーから作っていく仕事での内容は多岐にわたります。デザイン ・ 設計から始まり、測鼠や地盤を作る造成工事、高低差に合わせて擁壁を作ったり、雨水の排水などを行う土木工事、高木や中低木などの植物をその場の適性に合わせて植栽し、その後は成長に合わせて剪定を行ったり、石などの自然物やベンチなどを設置したりと、幅広い知識と感覚が求められる仕事です。
 街づくりにおいても、都市緑化の充実と景観の向上のために、街路樹や公園緑地を整備して美しく保つことも、造園に欠かせない仕事であり、そこに暮らす人々の生活に潤いと安らぎを与えるものです。

組合員がボランティアで改修した日本庭園
安全パトロールを実施

活動内容

昭和45(1970)年の組合設立から50年、当組合では組合員と共にさまざまな活動を行ってまいりました。
 造園文化の継承と組合員の技術力向上のための勉強会、安全意識高揚のための安全大会の開催と安全パトロールの実施。また日本各地の有名な庭園や歴史的建造物を見学するなど、親睦を兼ねた視察研 修旅行も実施しております。
 また川崎市への要望として、市役所前のイチョウ並木などの街路樹を、統一美により都市の魅力向上を促進するよう働きかけを行っております。

 平成18(2006年)年には川崎市と「災害時における応急対策を行うための協定」を締結し、震災などの大災害時に限ら ず、台風などの荒天時に、街路樹が倒木するなどの被害が出た際には昼夜を問わず対応できる体制を整えております。

 昨今の担い手不足はどの業種でも課題になっていますが、造園業においても後継者不足・担い手不足の解消は重要な課題になっています。市内の中学校で行う出前授業「技能職者に学ぶ」への協力や、まちかど緑化推進事業など、造園の魅力発信とイメージアップに向けた活動にも取り組んでおります。
 令和6年(2024年)の川崎市市制100周年事業として開催される「全国都市緑化かわさきフェア」に向けて、川崎市と協力して当組合も万全の体制で準備を進めております。

これからの50年地域に向けてできること

 情緒ある日本庭園やお洒落なイングリッシュガーデン、緑豊かな公園や、夏の街路樹の木陰や秋の紅葉など、私たちの身近にある緑のある風景は、生活に潤いと安らぎを与えてくれます。衣食住に絶対に必要なものではないけれど、それがないと豊かな生活を送ることができない。身近にある緑はそんな存在です。
 その緑を作り育むのが私たちの仕事です。これまでの長い年月に培われてきた日本の造園文化という伝統を継承し、これから先の50年100年と、守り続けていくことが私たちの使命です。そしてそれが環境を守り、地球を守ることだと信じております。これからも、みどり豊かなまちづくりに尽力するとともに、造園技術の継承と、造園文化の発展に向けた活動を行ってまいります。

写真

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さまざまな技術研修を開催
川崎大使で5年ごとに行う植木供養祭
全国都市緑化仙台フェアを視察
紅葉した市役所通りのイチョウ並木