職種名/和裁師



 当団体は、明治22(1889)年8月に発足した神奈川県和服裁縫協同組合に属しており、技連協には川崎支部として加盟させていただいています。

 和服を仕立てる事をなりわいとしています。反物を問屋、呉服屋、個人等から預かり、反物生地の裁断から縫製まで全て手作業で行います。かなりの技術が要求され、取得には5年かかると言われています。
 着る人の体に合うように工夫を凝らして心を込めて仕上げた着物は、お召しになった方から「着心地がいい…」とのお声を頂いています。


 社会の変化に伴い、日常に着物をお召しになる姿を見ることが少なくなり、特別な日・晴れの日の装いになって来ています。

 しかしながら最近は若い人達や外国の方達が和服を楽しんでいるのを散見します。それぞれの方法で大いに和服を楽しんで欲しいと思います。

技能者に学ぶ講座(中学1年生)
技能者に学ぶ講座(中学1年生)

 また、親子代々で大切な着物を仕立て直しながらお召しになる傾向も見られます。そして、そのような仕事も多くなりました。
 古来和服は、幾度も仕立て直しながら着られるように布の裁断を最小限にしています。その中で着やすいように、いろいろ縫製に工夫を凝らします。仕立て直しながら2代3代に渡って同じ布で作った着物を大事に着続けられることは、SDGsそのもののように思います。

 その時々の社会の変化を取り入れながらこの貴重な技術、手仕事を引き継いでいきたいと思っています。
 ご多分に漏れず後継者が減少しています。中学生の職業体験(「技能者に学ぶ」)、お祭り(てくのまつり等)等を通して、広く職業への興味と理解が得られ第一歩となることを願いながら諸行事に参加しています。

 最後に、日本の伝統文化継承の一翼を担っていることを光栄に思っています。

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川崎洋装組合
川崎洋装組合